ピアノレッスンで、即興や作曲を子どもたちと演奏してみたいけれど、
どのようなテキストを使って、どのような方法で指導すれば良いか
お考えの先生に向けて講座を作りました。

基本的な考え方、
初めて即興作曲をレッスンで取り入れる際の方法、
各レベルによって
個性に合わせて
将来は・・・

と色々お考えのことと思います。

全く大手の即興演奏グレード試験や和声学など専門的に学んだことのない先生でも、
取り入れられる講座になっています。

逆に、グレード5級以上の即興演奏をご希望の先生には向きません。
機能和声(和声学)からは関係のない調性感のない即興音楽からスタートしています。

これは大変大事なことで、音を耳からしっかり聴いて選び取る能力を育てることになり、

将来、5級〜3級に至る、また音楽大学に進む時にまで影響を及ぼし、
自分独自の個性的な音選びが、最終的にも大きな課題になっていることからしても

最初から、音を選ぶことを大切に進めていくことが大切だと考えています。

規定の法則に従った音選びだけを指導することを最初にしてしまうと、
間違ったことをしてはいけない、正しいことはどれなのか?と言ったことを
先に考えてしまう習慣がついてしまいます。

好き嫌いの好みで構わないのです。
「私は、この音が好きです」を言える子供に育てるための即興作曲だと考えています。

この講座では、導入期の生徒、また体験レッスンでも使える方法
先生の連弾から一人で即興できる方法
自由な表現は、最小単位のモチーフ作りからご紹介しています。


ピアノ教本には、黒鍵の2つと3つの場所を教えるテキストがありますが、
その2つ3つを使った即興の方法

5指ポジションを始めたら、その5指ポジションでの遊び方

そしてリトミックなど幼少期に習ってきた子供たちには、それを応用して
ソルフェージュと一緒に即興課題をプラスしてみます。

講座を受けて、すぐレッスンに使える内容です。

実習内容の実例を多く紹介していますが、これはその子に合う合わないがあります。
身近にいらっしゃる先生の引き出しをたくさんにして、レッスンにお使いくださればと考えました。

動画説明とともに、個人でのワークショップも一緒に受けていただきます。