2023年1月10日

ロボットや宇宙の【お話カードに音楽をつけるワークショップ】を考えていました。
参考になる絵本を探していましたが、なかなか見つからず、
アニメ動画を探していたところ、Youtubeでアメリカの子供向けのアニメを見つけました。

その音楽がとても効果的で、急遽アニメと音楽分析という内容に変更させていただいたのですが、
私もとても興味深いものとなりました。
またこのように他のアニメ動画の背景に流れている音楽を分析したいと思います。 

参加された先生は、即興をピアノレッスンでも取り入れていらっしゃる先生で、
劇団のピアノ即興演奏もなさっていらっしゃることもあり、
以前からストーリーに流れる音楽について知りたいとおしゃっていましたので、
各場面ごとに、音楽で演出する即興演奏について進めていきました。

<ワークショップ内容>
15分の動画 場面の中でも特徴的なところを抜き出し、プリントに項目をあげる。

(恐怖の場面・宇宙船が着陸・競争している場面・場面転回・やさしい気持ちの表現など)
細切れに再現しながら、使われている音域・リズム・ハーモニーなど、書き出していきました。

楽器編成と、その楽器の使われ方・効果。

オーソドックスな作りの音楽編集でしたので、最適な課題動画でした。
現代の子供向きアニメ動画を少し調べましたが、ここまで繊細に表現しているものがなく、
偶然見つけた動画でしたが、続けていきたいと思います。

<ご感想>
 アメリカのアニメの音楽は、とても新鮮でした。言葉があまり無く,ニュアンスを伝えるのは全て音楽という事で、真理子先生のレジメが、なかったらとても分析など不可能なものでした。描写を一つづつ32の項目に分けてアニメを見ながら,聴きながらここは、日本なら属7は使うのはあまりないけど、使っても自然に聴こえるとか、効果音的な音は、トリルや先日習ったメシアン音階を使ってるとか具体的に分析しました。
 今迄習ったものが、こうして実際に使えるので、応用と実践が体験出来ます。自分自身成果が実感できて、即興の枠が広がり嬉しいです。これからも,楽しみにしております。