即興作曲サークルでは

即興演奏は、音楽が止まらない
作曲は、音楽をとめて考える

シンプルに考えたいと思っています。


では

「おしゃれな即興演奏ができるようになりたい」
「かっこいいコードを弾きこなしたい」

という音楽演奏が、「即興演奏」という言葉と、ごっちゃになって

いえ、ミックスされているケースが、かなりあります。

有名なユーチューバーさんたちも、
この「おしゃれな」「かっこいい」にあたり、

音感がいいから、
テクニックがあるから、
理論もしっかり学ばれて

即興演奏できると考えていらっしゃるかもしれません。

では作曲はというと、
演奏力はあったら、表現もよく理解できると思いますが、

演奏力がなくても、技巧的なことが理解できていらっしゃる方は
それで構わないと思います。

でも今の時代は、そういうことを知らなくても
感覚で作る、それができる時代になりました。


音楽には、ピアノ曲だけでなく、さまざまな楽器・編成があります。

またピアノの先生方は、あまりオーケストラや室内楽などを分析されたり、
のめり込むほど聴くということは、珍しいかと思います。

エレクトーンを習っていらっしゃった先生方は、
レジストという大変重要な作業がありますので、
アンサンブルも、考えていらっしゃることと思います。

生の楽器を知らなければ、歌い方(奏法)も理解できないこともありますから、
よく勉強されていらっしゃるかと思います。

それも新しい楽器、アプリなどで、感覚だけで
作り上げる才能あふれる子どもたちも現れています。


今回は、ピアノしかあまり知らない。
他の楽器を演奏したことがない。
子どもたちの好きなポピュラー音楽やディズニー映画の音楽は聴くことがあっても、
洋楽やジャズなどほとんど聞くことがないという先生に向けてお話を進めていきます。