前に良いテキストを見つけた
とお話ししていたテキストは、
Forrest Kinny先生が考えられた
連弾からソロへ
Create First!シリーズです。
これを使って幼児から?
ピアノの先生・大人のかたが対象ではないかと思います。
でも、子どもでも、使える方法があります。
最初は、リズムで遊びます。単音で、次に2音で・・・。
先生は、かっこよくテキストにある伴奏をお好きなように弾いていただいたら良いのですが、
即興課題の伴奏なのです。
モチーフのような数小節の伴奏パートが用意されていて、
それを使います。
もし、伴奏が全て決められていたら・・・
子どもたちは、次、どこへ どんなふうに演奏するかわかりません。
それなのに、先生の伴奏パートが決められていたら・・・
盛り上がるのに、1小節分早かった、遅かったと・・・
間違えた!といった練習方法では、問題です。
先生は、慣れていらっしゃらないかもしれませんが、
子どもたちの演奏に合わせたり、
誘導してあげたり・・・
別に終わりがなくても、途中で終わってもいいのです。
面白い!という場面に出会う日、
そうでない日もあります。
先生の弾く演奏の誘いに、子どもたちは乗ってくれるでしょうか?
ここでちょっと盛り上げてみようとか、
パッと音を止めて・・・あれ?っと驚かせてみたり・・・
何度も同じことを弾いて、様子を見てみたり・・・
それに気づくかな?っと。
それも楽しいアンサンブルです。
こういった実験みたいなことをしながら、経験を積み、
一人で即興演奏できるようになってきます。
先生と二人で はじめますが、
それでもお互い自立して、それぞれの主張・思いを伝えながらの演奏です。